11月26日 実生からのウルシ苗作り

11月26日、奥久慈漆生産組合の組合長、神長さんの実生からのウルシ苗作りに参加させていただきました。まず、房状のウルシの実をばらばらにして殻を取り除き、水に浸して選別します。沈んだものを天日に干すのですが、元の約半分から3分の1ほどになります。次にウルシの実を覆っている蝋成分を落としますが、神長さんは薬品を使わず、より自然な方法で行う研究をたゆまずに続けていらっしゃいます。4種類の種を使い、私は途中で間違えそうになりましたが、写真を撮っておいたおかげで正しく判別することができました。記録は大事ですね。それを苗床に蒔いて、ふるいで土をかけ、不織布で押さえたら完了です。来春の発芽が楽しみです。(松島)