5月31日 目立て

5月31日、講師の指導のもと、大安の日を選んで今年度の漆掻きの目立てを行いました。まず、やぐら組みをした大樹にお神酒を捧げ拝礼してから作業にかかります。全体をどう掻いていくかの目安となるので、やはり立ち位置が大切で、今日の1辺目から始まって、10辺目、20辺目とどう辺が伸びていくのか、伸ばしていくのかを見極め、また作業性、作業効率も考慮しつつの作業でした。最終的に幹の部分に5腹、枝に2腹の目立て場所を墨出しして、全体で30か所ほどカンナを入れました。考えながらの作業で、この木だけで半日を要してしまいました。(髙沢・松島)